安定的な人生を手に入れるべく正規の雇用社員を目指している人は…

安定した暮らしを希望して正規社員を目指している人はかなり多いのが現実だと思います。しかしながら、即戦力として働けるように資格を取得するなどして頑張っていても、正社員のためのキャリアアップが叶えられないケースも少ないはずです。契約社員や派遣社員の求人情報はたくさんあるのに正規雇用の求人以外には目も通さず時間を浪費している人が少なくないと言います。なかなか、中々正社員として雇ってもらうのが厳しい場面に遭遇したのなら、契約社員の募集も選択肢に加えてみましょう。契約社員募集の企業のなかには、働きぶりによって2,3年で正社員にステップアップ数年で正規雇用への転換ができることもあるからです。ですので面接を受けた時に、「正社員登用」のチャンスがあるかどうかをヒアリングするようにしておけば将来設計が立ちやすいはずです。

全く経験したことがない業種などに転身を行う際は、自分が前の業界で培ってきた腕前やこれまでの経験値が生かせるというアピールが必要になります。その業界の未経験者は未経験の分その分野の経験者よりも実際のところ、不公平な状態になりますが、自らの持っているスキルがそこでも生きるということを相手に伝えれば、戦える場合もあり得ます。という訳で、未経験の業界に挑戦するときには、その業種と前の職場でやっていた仕事との関係性を見つけ出しましょう。

シフトのある仕事についての話なのですが、特定の曜日に勤務できる人を募集する求人を頻繁に見るのですが、休む方法やシフトの提出方法については面接の際に確認しておいたほうが良いです。それはなぜかというと、過去に私は出産のため休む人の穴埋めとして、正社員として入ったのですが、私のシフトが土曜、日曜が固定シフトだったのですが、新人の私以外は、他の社員は現場に出ないといった状況でした。産休に入った人が土日は必ず出勤できる人だったので、私自身も出勤できると思われていたようです。「土日」に休まざるを得なくなった場合、、シフト変更を出す必要があり、上の人たちに「日曜日に休みたいのです」と自ら依頼しなくてはいけませんでした。立場は同じなのに、土日を私だけに任せるのは納得できませんでした。思い返してみるとよく我慢したなと思います。

再就職のための面接では、小企業だったら「人事」が面接官ですが、それ以外の場合もあるようです。実際、仕事をすることになる作業部署の責任者、わかりやすく言うと課長や部長などの管理職クラスが面接を担当することも少なくありません。とりわけ事務系・営業系に転職する際は、資格による人の評価が難しいですから、自信を持ち自分という人物をアピールすることが大事です。面接官の誰からも「この人は、きちんと主張できるし、それに良い結果を出してくれそう」と思わせ、自分という人間を記憶に残すことが大事です。

転職する場合、正社員ではなく派遣社員という勤務形態を考えている方に覚えていてほしい箇所があります。まず派遣社員と聞くと「データ入力」「電話対応」「お茶出し」「その他雑用」などの仕事をぼんやりとイメージする人がおそらく少なくないとは思います。最初は私もまさにそう思っていました。今の職場に入社するまでは「派遣社員」の求人に応募したとき、「お願いしたい業務は電話対応になります」と説明を受けました。しかし、いざ入社したとたん、なんと「電話対応」に加え、欠員した正社員の穴埋め業務を指示されました。とくに知識もないので毎回てんてこまいですし、求人表だけでは、全くわからないような内容でしたので、現在は、「契約期間が早く終わらないかな・・・」と願うばかりです。

看護師でありながら他の職業に転職する理由はその人によって違うはずです。さまざまな理由がありますが、看護師でありながらの転職には「職場に自分と相性の悪い上司・同僚がいる」「結婚で家事のことがいろいろとあって出産それから子育てそれに親の介護など、いろいろな仕事環境の変化など、これまでのようには働けなくなってしまった」「今の収入面で不満がある」など、さまざまな理由が解消したいために転職されるのかもしれません。でも、実際に転職される前に「なぜ、転職しなくてはいけないのか？」と、改めてリラックスしながら現状を見つめ直すことも大切です。それは本当に転職するに値する妥当なものであるのかどうか、再考してみて、決断してみましょう。

再就職するにも万事順調に運ぶという保証はありません。遅かれ早かれ転職をしなくてはならないならどう転んでも転職をしなくてはならないなら極力早い時期に変えたほうが良いでしょう。平均として見た場合、30代前半までは有利に働きますが、30代後半～40代に突入してしまうと転職自体がかなり厳しいものと理解しておくべきです。もしも、管理職などの重要なポジションに就いているのなら、転職の意思が強くなっていても思いとどまることも選択肢から除外しないでおきましょう。つまり、会社を辞めてから転職活動するよりも、今の仕事は続けながら慎重に行動したほうが失敗することもありません。

転職活動をするのなら、良いと思える求人（または業種）があったら、マメに「〇〇業（気になる業界）、ブラック」とインターネットで調べておくべきです。求人票やあなたを担当してくれる転職エージェントからはその業界に関するマイナス面などは教えてもらうことは不可能です。仮にブラック案件が蔓延している業種であれば、ネット検索で瞬時に多くの事例に触れられるはずです。そういった面を知らずに会社に入ると、あとになってしっぺ返しを食らう可能性が高いです。だいたいその求人募集が出ている理由が「仕事内容がキツイから人が定着してくれない」という場合がかなり多くあります。目に留まった業種について、疑問点を払拭した上で、応募するようにしましょう。

就職活動において、年収はかなり大切な要素です。面接の際、必ず現在の年収と転職後の希望年収について質問されます。ここで本当にもらっている年収よりも多めに申告し、転職先で高額の年収を得ようとしても、無駄な努力でしょう。なぜなら、結局は源泉徴収を提出しなければいけないので、一度は信じさせたとしても、そのあとで「源泉徴収票」の提出を求められるので、最終的には虚偽の申告をしたことがバレていまいます。ヘタをすると、トラブルに発展しかねないので、現在の年収を正確に申告し、それに見合った希望年収額を設定するのが正解です。なお、現在の年収が400万円の方が、転職後に500万円となる可能性はほとんど場合ありえません。現在の年収が430万円であれば、希望年収額は、400～450万円と転職先に伝えておくのが無難です。明白なウソは、転職活動の妨げになるばかりでなく、入社後のトラブルとなり、一時的に転職先に合格をもらったとしても、その後、退職しなくてはいけなくなるおそれもあるので注意が必要です。

転職活動においては、履歴書と職務経歴書が必要不可欠といえるでしょう。ほとんどの会社が履歴書だけでなく職務経歴書に記載されている内容で面接するかどうかを判断するため、この2枚の書類の作成が大切になってきます。単に記入するだけにとどまらず、記載内容が魅力的であることも必要です。「職務経歴書」は、これまでの職務の詳細に加え、できる限り、アピールできる内容を記入します。さらに、過去以外に、現職で挙げた実績でアピールをするのも忘れずに。残業時間を何時間減らしました、などわかりやすく書くのが望ましいです。難しいと思う場合は、「転職エージェント」に職務経歴書をチェックしてもらって、文章をチェックしてもらったりして自分のブランディングのために転職エージェントを利用するのも転職を成功させるための有効な手段です。