安定的な人生を求めるべく正規の社員になりたいと考えている人・・

より安定した生活基盤を希望して正社員になりたい人は多いと思います。役立つスキルを身に着けたりしてかなり頑張っても、中々正社員として雇用されることがうまくいかないこともあるでしょう。契約社員の求人情報はたくさんあるのに正規雇用の求人募集以外を見ないでもやもやした日々を過ごしている人は結構多いようです。万一あなたが正社員として望む職場や仕事に転職できない場合には、非正規雇用者の求人募集も選択肢に入れておくほうが良いでしょう。契約社員の募集を掛けている企業でも、働きぶりによって数年で正社員への転身が図れることもあるからです。面接を受けた時に、「正社員登用」のチャンスの有無をヒアリングしておくと人生設計が立ちやすいはずです。

未経験の分野などに転職を考えるときには、自分が前の職で養われた能力や経験したことを発揮できるというアピールがいるようになります。その業界で働いたことがない人はそれだけそのジャンルで経験してきた人たちよりも正直、不公平な状態になりますが、自分自身が保持しているスキルがその場でも十分に発揮できるということを伝えれば、戦える場合もあります。なので、未経験のジャンルに挑む際には、その業界とこれまでに自分がしてきた仕事内容とのつながりをできる限り見付けましょう。

これはシフト制のある仕事についての話なのですが、毎週、同じ曜日に入れる人を募集している求人をけっこう目にするのですが、シフトの提出方法や休み方をあらかじめ確認しておいた方が良いです。それはなぜかというと、私自身、出産のため休む人の穴埋めとして、正社員の仕事をはじめたのですが、私のシフトが「土曜、日曜」固定のシフトで、新人の私以外は、誰も現場に出ないといった状況でした。前任の方が「土日」に必ず出れる人だったので、私自身も出勤できると思われていたようです。「土日」に冠婚葬祭が入ったりした場合、シフトを変更してもらわなくてはならず、上の人たちに私の代わりに出勤してもらえるように、と私から連絡を入れなくてはいけませんでした。給料も立場もほぼ同じなのに土日を私1人だけに任せるって、どういうことなのでしょう？思い出す度、よくやってこれたなと思います。

転職希望者が受ける面接では、中小企業クラスの場合、その社内の「人事」担当が面接官になりますが、場合によっては違うこともあります。具体的には、共に仕事をする現場の担当者、わかりやすく言うと課長・部長などの役職の人が面接をすることもあります。その中でも事務系・営業系といった部署に転職する場合は、資格などという判断がしづらいので、自信を持ち自分を売り込んでいくことがとても必要であります。面接官の誰からも「この男はしっかり自己アピールできるし、それに頼りになりそうだ」と思わせ、覚えていてもらうことがとても大事です。

転職の際、「派遣社員」を選択予定の方に覚えていただきたい点が複数あります。まず派遣という言葉を聞くと、電話対応、データの入力などの雑務、雑用等をといった仕事を想像する方が多々ありますよね。はじめは私自身もそのように思っていました。今の会社に入るまでは「派遣社員」の募集に応募したとき、「担当業務は電話対応になります」と直接派遣会社の担当者からも聞いていました。しかし、実際に仕事に就くと、まさか「電話対応」以外に、足りない正社員の業務の穴埋めを頼まれました。何をしていいのかもよくわからず、面接のときの説明とは異なる内容ばかりなのでとても困惑しています。現在は、ひたすら契約期間が終わるのを待つだけです。

看護師でありながらそれ以外の職に転職の理由は人それぞれです。考えてみると看護師の転職するには「職場の中に関わりたくない人がいる」「結婚することでライフスタイルの変化によって出産、子育てそれに家族の介護など、変化によってこれまでと同じようには働けなくなってしまった」「現在の収入に大きな不満がある」というような悩みが考えられますね。不満があるほど、急いで行動を起こしたくなりますが、転職を決める前に「どうして自分は転職をしたいと思っているのか？」と思うに至った理由を沈着冷静に現状を見つめ直すこともやっておきましょう。「実際に転職したら状況が好転するのか？」と再考したうえで決断してみましょう。

転職を目指そうとしても、あらゆることがうまくいくかどうかはわかりません。もしも転職するのなら、いずれにしても転職をしなくてはならないなら歳の若いうちになるべく早く転職を試みるべきでしょう。平均的に見ると、30代前半までは良い展開を期待できますが、残念なことに、30代後半～40代になってしまうと転職の場合は、相当に厳しいものと理解しておくべきです。もしも、管理職など、重要な役職を担当している場合、転職の意識が強くなっていても現在の会社にとどまることも選択項目の一つには入れておくべきです。退社してから転職活動するよりも、今の会社での仕事を続けながら、時間をかけて慎重に探すほうが失敗しなくて済みます。

今から転職活動をされるなら、気になる求人（あるいは業界）を見つけた際には忘れず「〇〇業、ブラック、デメリット」でネット検索したほうがいいです。求人票・転職エージェントでは、業界に関するマイナス点は知ることができる確率は低いです。もしブラックな面があるならネット検索を活用することで瞬時に現実を知ることができます。そうした検索をしないまま、入社した場合、あとからガッカリしてしまう可能性が高いです。そもそもその求人が出されていた理由が「仕事内容がキツイから人がすぐに辞めてしまう」といったケースも多いので、気に入った案件や業種については、下調べをし疑問点を払拭した上で、応募しましょう。

就職活動において、年収はかなり大事なポイントです。ほとんどのケースで現在の年収と転職後の希望年収について尋ねられます。現実にもらっている年収よりも多めに申告し高額な年収を確保しようとしても、無駄でしょう。なぜかといえば、最終的には源泉徴収を提出することになるので、仮に一時的に信じてもらえたとしても、そのあとで「源泉徴収票」の提出を求められるので、必ずウソがバレてしまうのです。最悪、転職先とのトラブルにもなりかねないので、現職での年収を正確に相手に伝え、それに釣り合う希望年収を設定するのが一番良いです。ちなみに、今の年収が300万円の方が転職後にいきなり500万円になる可能性はほとんどありえません。年収が400万なのであれば、希望年収額は、400～450万円と転職先に伝えておくのが良いでしょう。あからさまな嘘は、転職活動でのトラブルばかりでなく、一時的に採用されたとしても、退職に追い込まれるおそれもあるので、注意しましょう。

転職活動においては、履歴書と職務経歴書を準備することが必要不可欠といえます。ほぼすべての会社は履歴書だけでなく職務経歴書に書かれている内容を元に面接するかどうかを判断するため、まず第一にこれらの書類の作成が大事です。必要事項を埋めるだけでなく、内容を充実させることが重要です。「職務経歴書」では、過去の職務の詳細や、できる限り自己アピールとなる内容を書きます。さらに、現在の職場で挙げた実績を、売上を前年比○パーセントアップさせた、など明瞭に記してみましょう。もしも、作成に行き詰まったのなら、「転職エージェント」に、職務経歴書のチェックをしてもらい、上手な言い回しのヒントを聞いたりしましょう。自分の価値を高められるように転職エージェントを利用することも有効な方法です。