生まれて初めて失業保険をもらう場合、「期間内は何もしなくても自動的にもらえる」と考える人が…

生まれて初めて失業保険を受ける場合、じっとしていれば受け取れると思っている人が少なくありませんが、それは誤りです。実のところ、失業保険の給付を希望通りにもらい続けるためには、職探しを続けている必要があり、それとは別に、毎月1回、ハローワークに通う必要もあります。1ヶ月間隔でハローワークの職員と話し合いをして、きちんと就職活動をしていると見なされれば翌月、保険が給付されるシステムです。因みに「この人は就職活動を真面目にしていないぞ」と思われたり、毎月一回の職員との面談にも顔を出さない場合は、情け無用で給付が一時停止となったり、ときにはそれ以降の給付資格も消失するおそれがあるので、そうならないよう十分注意しましょう。

こうした話は従妹の旦那の話です。始めに新卒でぜひとも入社したかった憧れていたA社で行われた入社試験で、最後の役員面接までいきながら内定を得ることができず、後にやむを得ず違う会社に入りました。それから1年経ったぐらいに派遣の求人サイトでたまたまA社の紹介予定派遣の求人が目に入り、我慢できなくなって当時働いていた会社を即座に辞めて、A社での派遣勤務を開始、一生懸命頑張ってそれから無事にA社で正社員として働くことができ、現在では仕事のやりがいを持ちながらいきいきと勤務しています。

「就職エージェント」大手には、いろんな案件を扱っているといえますが、同時に転職を希望するライバルも大勢います。それゆえ応募希望の会社があっても、転職エージェント側が「転職の望みが薄い」と判断すると応募してもらえないことも多々ありますし、会社から見て自分よりも評価の高いライバルがいれば、そのライバルを優先したりもするのです。要するに大規模な転職エージェントは、サイト未掲載の案件データを宝庫として扱っており応募しがたいので、方針を変更して中小クラスのエージェントに対し、応募したい企業や案件に関して相談し、応募できないものでしょうか？と問い合わせてみると転職希望者のためにアプローチしてくれることもあるので、そういった風に活用してみるのも良いかもしれません。

転職における面接に行ったときのことです。その日に限って会社にある部屋が空きがないとのことで会社外で待ち合わせて採用面接を行って、当該会場で解散し、面接を行った方もそのまま自宅に直接帰るとのことでしたが、奇遇にも自宅からの最寄駅が同じ。なので電車内においても面接官と一緒に話をしながら帰ることとなって、その結果打ち解けて話が盛り上がり、それが功を奏したからなのかなんとか採用を掴み取ることができました。

職を変える時に必要なスーツのカラーにおいては、新卒の学生が就職活動の時に着る色味が無難です。要するに、黒や紺色といったような暗めの色合いになるわけです。それが、再就職の場面においても、スーツの色味というのは新卒の就活の時のようなダークカラーが大方を占めそれ以外の色の転職者は少数派です。あえて言えば、グレーを着用している方が若干いるくらいで、たいていの場合は紺や黒とかのスーツがほとんどなのです。ですから、面接を行う人事部から見てもそういった色であるほうが当たり前であるかのように感じます。ですから、見た目の印象という観点ではぜひともそのようにしてくださいね。

もしも転職前、今働いている会社の人たちがあなたの転職を知ると職場の雰囲気がガラリと変わるかもしれません。あなたの置かれている環境によっては、問題はないこともありますが、意地悪、やっかみの対象になるおそれがあります。時には、残業時間を増やされるキケンもあるので、軽々しく「転職します」と周囲に言うのはあまり良いとは言えません。上記のようなトラブルを回避するためにも、現在の仕事場では、真面目に仕事をしておきましょう。そうしておけば、良い状態をギリギリまで維持したまま、心置きなく会社を退職することができます。また、トラブルなく退職できれば、退職後も、困ったときにアドバイスをもらえるような良好な関係性を持っておくことができます。何処の会社も人との縁は重要なので、会社を辞める時のトラブルはしっかり回避しておきましょう。

転職活動中は、つい時間に余裕がある分、緊張感のない、だれた生活になりやすいですよね。だとしても、そうした生活はできるだけ避けたほうが良いです。というのは、気の緩んだ、だれた生活を習慣化してしまうと、「精神的」にも悪影響が出やすいためです。時間がたつにつれて、仕事をしようとする気力も失い、お金が回らなくなって困る未来がやってきます。そんな状況になってしまうと、負のサイクルができてしまい、転職をしたい会社をうまく見つけられなくなります。次の仕事を決められないのは、給料を第一に考えてしてしまうからです。お金を最優先事項に考えざるを得なくなるとやりがいを求めて転職しようと思っていたとしても思い通りの仕事ができるかわかりません。ですので、お金に縛られない生活を続けるためにも、だらけきった生活は、意識して避けるようにしてください。

就職活動には、ネット上で就職斡旋してくれる業者（エージェント）のお世話になることもあるでしょうが、あなたがそのようなところに登録して就職先が決まった場合でも、失業保険の給付を受け取ることはできないので要注意です。ハローワークを経ずに就職が決まったとしても給付対象とならないので注意が必要。これと違って、ハローワーク経由で斡旋された会社に就職したときは、就職の準備金として「一時金」を受け取ることができます。インターネットを拠点にする就職斡旋業者（エージェント）は、公的機関ではありません。ただ彼らは，企業サイドから「紹介料」を受け取るだけで、失業保険の手続きは管轄外です。これについて踏まえておかないと、失業中にお金が手に入らなくなるため、注意が必要です。

あなたが現在、「転職サイト」で自身のやりたい分野のある働いてみたいと思えるような仕事を探しているのなら、「転職エージェント」は必ず利用しておきましょう。なぜなら登録は簡単です。エージェントサービスに登録したあと、エージェントが紹介してくれる求人情報は、誰でもチェックできる公開求人と非公開求人とでは、どう比べても、比べ物にならないほどにたいへん質が高いといえます。さらには、あなたの希望に相応しいものを調査して紹介してくれます。ですから、かなりの精度で希望する職種・業種の求人を提供してもらえたりもします。仮に、同一の求人を見つけたとしても、自力の力で行き当たりばったりに調べるのと比べればとても効率的です。そのうえたいへん試しておく価値はあります。

転職した際には、大体の場合、前の仕事は多くの記憶は美化されます。本当のところ今の職に自分に合っていないと感じたから、それをクリアするために退職を決め、再就職したはずなのに、気付けばどうしてかわからないけれど転職した会社よりも「前のほうがよかった」と思い始めるのです。それというのも極めて当たり前のことで、以前の職では日々の業務に慣れていてきちんと日常の業務が淡々とこなせていたのが、もっとも根底にあるでしょう。でも、「退職などするべきでなかった」と本気で思うほど、過去の仕事のほうが全体的な雰囲気が良い場合があります。